業平ユウの少食ライフ

── 一日一食を目標に、食生活の転換日記 ──

献血

 献血をすると、医療機関で何千円か取られてしまう血液検査と同じような検査をしてくれるから、ときどき行くのはいいでしょうね。

 私の場合、気にしなきゃいけないのは肝臓系の値と中性脂肪コレステロール
 特にγ-GTPなんて異常値も異常値、健康診断なんかすると必ず「要再検査」の結果が帰ってきます。アルコールなんて週に一度口にするかしないか、ひと月飲まない月もあるのに──。若いころはけっこう悩んで医療機関に行くのですが、理由はわからずじまい。どこへ行っても「少しようすを見ましょうか」と言われたり、ペパリーゼのような処方薬をくれたり。でも結果は変わりません。やっと、肝臓に造詣のある地元の開業医にあたり、その原因が「脂肪を吸収しすぎる体質」にあるということがわかりました。それだけでした。腸に作用する脂肪吸収を抑える薬を使ってみましょうと言うので、飲むと確かにずいぶんと数値は下がりました。──規定値内まではいきませんでしたが。
 でも、薬を飲み続けることに抵抗感のあった私は、薬も通院もやめてしまいました。医師は、そういう私の姿勢におそらく腹を立てたのかもしれません。他の症状でかかってもずいぶんそっけなくなったし、肝機能の話題には触れなくなりました。まあ仕方がないのかもしれません。
 数値はまた高い値になっています。
 それが少食ライフに入り、少なくとも平日は可能な限りの一日一食とし、変化が現れるのか。
 私は正直あまり期待していない──もともと内臓を休ませること目的に始めたものですから──のですが、興味はあります。
 中性脂肪コレステロールも脂肪を吸収しすぎる体質ゆえ。これもまた変わっていますかどうか。さあ、果たして。