業平ユウの少食ライフ

── 一日一食を目標に、食生活の転換日記 ──

まずは朝食を抜いてみる

 私、業平ユウが目指す一日一食生活は、夕飯での一食にすることで考えています。
 そこでまずやめるべきは朝食。
 これは一日一食を実践している人に夕食のみとしている人が多いこと、朝食を削ることが最も手っ取り早く始められそうなことから、朝食抜きを実践です。

 とはいうものの大きな不安が立ちはだかります。
 なにしろ私は今まできちんと三食を食べて生活してきました。朝食を抜いたこともありません。量は食パンとヨーグルト程度の少ないものですが、食べないことは決してなかったため、一日の力が出ないのではと不安です。

 もうひとつ面倒なのが家族への説明です。
 基本的に朝が早いので、自分の朝食の準備は自分でやっていますが、それでも準備として食パンを買っておく、ヨーグルトを買っておくなどは家族がやってくれていますので、その必要がなくなることを伝えるため、朝食を抜くことを告げなくてはなりません。
 そのときの説明です。
 私はあまり説明というものが得意じゃないし、面倒なので端折って話す傾向があるようです。今回もまたそうなってしまったものだから、なんで朝食をいきなり抜くのか、抜いて一日動けるのか、どこか体調が悪いのか、などなど家族は不安や心配を覚えるわけです。
 なるべくそうならないよう、かと言っていつもの面倒がる性格も現れ、少食ライフを送ることを考え始めたこと、まずは朝食をやめることからやってみることを伝えました。伝えはしましたが、うまく伝わっているかどうかは……。

 私は自営業と言う形で仕事はしていますが、今は会社員の方々同様朝決まった時間に出かけ、勤めています。
 朝食を食べずに電車に乗る。まず体力が必要そうなのがここです。
 人よりおそらく長い(2時間近くかかる)通勤を経て、仕事場に着きます。意外とおなかがすかなくて済むものだな、などと考えて午前中を開始。無事に通勤を乗り切ったと言えるでしょう。
 それから昼休み。無事にお昼を迎えました。しかしながらけっこう乗り切れるものです。もっと空腹に苦しむんじゃないかとか、お昼ご飯が待ち遠しくて仕方ないんじゃないかとか、事前に空想していましたが、いたってふつうに――それは朝を食べてきたときとそれほど違いを感じずに――昼を迎えることができました。

 なんだか、ちょっと楽しくなってきました。